エレクトロニック

電子部品は電化製品の製造には欠かせない存在であり、世界各国で年々需要が伸びています。

特に日系メーカーの部品は高い品質から欧州でも人気を博しています。

2021年にポーランドのエレクトロ業界は44,98億円の生産高に対し44、23億ズウォティの売り上げを出しました。

2023年4月18日に欧州委員会は欧州半導体法案を可決し、EUUと加盟国による財政支援と民間投資の合算で、総額430億ユーロを超える投資が見込まれます。2030年までに半導体市場シェアを20%までに倍増させる計画を立てています。1

EU理事会と欧州議会は今回、半導体法案の構成に関して、欧州委の提案どおり、(1)半導体の研究開発や生産に対する財政支援策である「欧州半導体イニシアチブ(Chips for Europe Initiative)」、(2)半導体の生産施設の誘致に向けた優遇措置、(3)半導体サプライチェーンの監視と危機対応とすることで合意しました。

安定供給を確保するため、「統合製造施設」「オープンEUファウンドリー」を認定し、条件を満たす半導体製造施設に対する許認可を容易にすることを目的としています。

進出企業にノキア、シャープ、シュナイダーエレクトリック、Panasonic Industry Poland Sp. z o.o.

 

1 https://www.eeas.europa.eu/delegations/japan/digital-sovereignty-commission-proposes-chips-act-confront-semiconductor_en?page_lang=ja