食品加工
ポーランド国内の食品業界は約3,850万人が従事し、欧州内で6番目の規模を誇る近年成長が著しい産業です。特に畜産業では2021年の牛乳生産量は1400万トン以上を超え、300万トン以上の鶏肉の出荷を記録しました。1
農作物の輸出先はEU加盟国を筆頭とし、中東やウクライナなど輸出先を広げています。
また、ポーランドは、きのこや野菜、果物の生産率も非常に高く、食品加工業において一番重要な原材料の確保をしやすい土地柄です。
90年代初頭からダノン、ハインツ、 ユニリーバ、モンデリーズ、ネスレ、コカ・コーラ、ロッテなど世界有数の食品メーカーがポーランドに進出しています。
2022年にはスマートスペシャリゼーション計画(KIS)の産業リストに掲載されており2、ポーランドで生産拠点を設立する場合は政府からの助成金を得られる可能性があります。
食品加工日系進出企業:高岡屋、味の素、ロッテ(WEDEL)
1 https://stat.gov.pl/
2 https://krajoweinteligentnespecjalizacje.pl/